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著者 :

竹森 俊平

タイトル :

資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かす

出版社 : 日本経済新聞出版社
Studio : 日本経済新聞出版社
出版日 : 2008-09
媒体 : 単行本
サイズ : 縦:748hundredths-inches 横:512hundredths-inches
ASIN : 4532353262
ランキング : 116753位
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資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かすのamazon.co.jpカスタマーレビュー


1点
なんでこんな小難しい本の評価が高いのか全く理解できない。

小生はエコノミストのはしくれだが、このような難解な本を理解できる一般読者がいるのだろうか。

筆者も自分の主張していることが分かっているとは思えない。

こともあろうに東洋経済新報社はこの本を高く評価したようだが、本当に理解できたのだろうか。読了したのだろうか。

日本人は小難しくて理解できない本を有難がるらしい。

小生は半分ぐらい読んでもう本棚にツンドクにしている。

タイトルとカバーの漫画だけが魅力的な本。

このような本を買うほどの馬鹿な無駄遣いはあるまい。

5点
サブプライム後リーマンショック前の状況において、その後のCDSを主因とする金融危機と世界同時不況を見通した内容となっています。

欧米の政策担当者は、バブル崩壊の可能性とその時に取るべき対応をある程度は頭にいれていたということには(少なくとも茫然自失にはならなかった)、あらためてしたたかさを感じました。

筆者自身の主張がないというレビューがありますが、私のような一般人には、金融資産のバブルと実物資産のデフレを上手く説明するなど、全体が見通せて噛み砕いた内容となっているこの本は貴重です。

4点
わかったようで、やっぱり理解できていないサブプライム危機の根源について説明されている。

グローバル経済の発展に伴った錬金術の増幅によりサブプライム危機が発生したと解説されることが多いが、
この本の中ではそれを噛み砕いて書かれていて理解に役立つ。
世界経済が規制強化と規制緩和の間を揺れ動き、更に今後のそれが過去とは比べ物にならないほどのスピードで
駆け巡る現代に立たされている。

識者はサブプライムも予想して、警告も散々発せられていたのに、それでもバブルは起こった。
過去にも、そしてこれからもバブルは起こるのだろう。
それは理論で抑えられるものでなく、むしろ経済の発展に必要なものだそうだ。

サブプライム危機によって「資本主義の崩壊」などと言われたりもしたが、私はそうは思わない。
資本主義の両面を垣間見ただけであり、人類はここからまた進化できるのだろう。

3点
竹森氏の『資本主義は嫌いですか』は、くだけたタイトルと表紙とは裏腹に、ある程度の経済知識がなければ読みこなすことが難しい内容です。サブプライムとはバブルですが、「バブル」ということを「動学的効率性の条件」や「新興国での投資対象の不足」などとの関連で説明をし、さらに難解な「流動性」ということに焦点を当てて解説します。驚くべきは、世界の中央銀行を始めとした学者連は、サブプライム危機が生ずることを予め学問的に予測していた(にも関わらずバブルは起きた)という点こそにあります。

分析力は鋭くても提言となると良く分かりません。結局は金融政策的には「規制強化」と「規制緩和」の間を揺れ動き、バブルのような自律的な動きにより行き過ぎは是正される、という論に立っているようです。

経済学者にとって、経済とか景気は周期的な振り子のようなものという認識でしょうか。確かに歴史がそれを示してはいます。周期の谷に当たった世代はたまったものではないんですけど。


3点
学者の間では極めて評判が良いらしいですが、ディーリング業務をやっている人たちの間では
何の話題にもならない。
例えば、従来の「自己資本規制」を景気感応型に改める選択がある。住宅ローンの供与に対す
る自己資本率の規制基準は、住宅価格の上昇率に応じて引き上げ、また不動産業や建設業の貸
し出しについては、不動産価格の上昇率に応じて自己資本の規制基準を引き上げるように規制
するのである。(P181)
これは、宅地の価格の上昇率が都市部と地方では全く異なっていること、また金融機関の業態
もさまざまであり、「自己資本規制」にはなじまないことなどを無視した議論に見える。
なお、金融機関はレバレッジ率を特定の目標値にするように行動するように考えているよう
だが、金融機関は小さな単位でのポジション枠しか配分されないので、銀行全体としての、
レバレッジ率は目標になりえない。
「経済学」として読めばそれなりに面白い本であるが、「実務家」で評価する人は、ほぼいない。

資本主義は嫌いですか―それでもマネーは世界を動かすの関連商品

  1. 1997年――世界を変えた金融危機 (朝日新書 74)
  2. すべての経済はバブルに通じる (光文社新書 363)
  3. 米国発世界不況で日本はどうなる!? (洋泉社MOOK)
  4. 世界デフレは三度来る 上 (講談社BIZ)
  5. 世界デフレは三度来る 下 (講談社BIZ)