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著者 :

加治 将一

タイトル :

龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン (祥伝社文庫)

出版社 : 祥伝社
Studio : 祥伝社
出版日 : 2009-06-12
媒体 : 文庫
言語 : 日本語
サイズ : 縦:598hundredths-inches 横:417hundredths-inches
ASIN : 4396335067
ランキング : 5332位
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龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン (祥伝社文庫)のamazon.co.jpカスタマーレビュー


2点
著者が主張する「真実」のベースになる情報そのものが元々著者の思い込みや推測であり、ベースとなる事象を証明する説得力のある説明も証明も無いのに決めつけた論調。
その著者の理屈に都合の良く解釈された、不安定なベース上に著者の陰謀論を組み立ててあるので、それを信じろ!と言われてもまあ無理な話ですね。

陰謀論は言い出せばキリがありませんが、こういったお話は興味深く面白いですね。
小説として読むぶんには、楽しく読めましたがどちらにしても中途半端なかんじでした。

3点
坂本龍馬の暗殺は謎に包まれていますが、それがなぜ謎なのかがこの本のポイントかなぁって感想です。いろいろな暗殺説がある中で一番意外な説だと思っていたし、かつ一番意外な人物だったことに、最後はビックリしました。説としては説得力があり、かなり面白かったですが、途中にグラバーや秘密結社「フリーメイソン」に関してかなりのページ(約280ページ)を割いていて、結局は直接的には無関係ってのが拍子抜け(黒幕だから裏ではつながっていますが)。背景を説明したいのはわかりますが、「意外な暗殺者」に関する記述が薄すぎでした。でも、一読の価値ありです。

4点
あやつられた龍馬の改題である本作品は明治維新と主に坂本龍馬に関して、考察、推理し
さまざまな仮説を展開しています。

幕末維新の英雄である坂本龍馬 その龍馬の手紙は現存するものだけでも100通以上
あり、その配送手段には飛脚が使われました。
飛脚代は現在の価値でいえば1000万円以上かかっていたことになり姉への手紙代に
しては羽振りがよすぎるし、論理的に考えてお金の出所が実家の才谷屋のみでは
どうも無理があります。
姉の手紙と共に諜報主宛ての手紙があったであろうとの著者の指摘はあり得ます。
また郷士で脱藩浪人である龍馬に各雄藩の代表者がかしこまって会う理由がありませんので
諜報員であるという論理に破綻はありません。

アメリカの建国精神はメーソンの基本理念=フランス革命の精神でもあるので
作為的な陰謀論とも取れますが、陰謀論という仮説ではなく既成事実のみが歴史の真実
です。正史をよく熟知後、本書を読まれるといいと思います。
江戸の豪商、グラバー、アーネストサトウが鍵となっています。
(明治維新の重要なテーマは近代化であり、思想的には西洋に何ら劣る部分はなく
そこだけ完全に骨抜きにされて今日に至っているように思う)

なお、龍馬暗殺の犯人についてはあっさり本命である見廻組の今井信郎を否定しています。
龍馬が武市半平太を切腹に追い込んだ上士たちと和解し、仲良くしていたこと
を同郷ながら恨めしく思う。確かにそうだが。。。真犯人は以外な人物でした。

今作を気に入った方は幕末維新の暗号もオススメします。







4点
英国諜報部すなわちフリーメーソンが明治維新の黒幕であったという新説。坂本龍馬は土佐藩と英国のダブルエージェントであり、武力革命を推進したい勢力に暗殺されたとする。フリーメーソンはその理想とする自由、平等の思想から各国の革命を影で操っており、日本にもその影響が及んだとする。おそらく歴史学者は相手にもしない珍説であるが、一定の説得力があるのが不思議なところ。確かに作者のロジックでいけば、謎とされる歴史的な事件に腑に落ちる説明がつくのように見える。ただそれは現代からみた結果論というそしりを免れない。第一歴史ないし我々のもつ龍馬の英雄像のロマンが失われる。やはり我らが龍馬は純粋に日本を救おうと奔走してくれなきゃ。


2点
毎回楽しみに読ませてもらっています。
しかし今回の話については、正直、前作の「操られた竜馬」とあまり変わりがなかったような気がします。もっと斬新なモノを期待していたのですが。

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